デパート珍道中-妙にデパート慣れしている息子、豪遊す
私が住んでいる地域には、近くにデパートがありません。
デパートに買い物に行けるのが、私の実家への帰省の楽しみのひとつです。
私自身はそんなに買い物好きではない(自分を飾ることに興味がないので服飾品を買いたいと思わない)のですが、行ったら行ったで普段できない体験ができるところが好きです。
子供用品のフロアへ
息子に必要なものは、普段は大型スーパーに出かけて買うかネットで買うくらいなので、デパートの商品を見るのは楽しいです。
子供用品専門店は苦手なので進んでは行きません。子供へのチヤホヤ感や、至れり尽くせり感にうんざりしやすいからです。
デパートの赤ちゃん〜幼児向けコーナーではやはりうんざり指数が上がってきそうになりましたが、かっこいいデザインのものを見ると私も自然と気分が盛り上がってきました。
デパートでの買い物が大好きな母が、息子に靴や洋服を買ってくれました。
4才の息子は、欲しいものは自分で決めてしまうので、ゴツいスニーカーを選んでました。
たまにはかわいい感じのスニーカーを履かせてみたいのですが、息子は他人のセンスを受け入れないので仕方がありません。
母が息子用の服の会計をしていたら、隣のお店の帽子が気に入ったから欲しいと言って追加でねだり始めました。
隣のお店の店員さんも恐縮して「他のお店でも帽子を見てきてから決めてもいいんじゃない?」と諭してくれましたが、息子はその帽子を一瞬にして気に入ってしまったようで聞きません。
母も「じゃあ買ってあげる!」となんだか楽しげ。
母自身の娘である私や妹はそんなに積極的に服を選んだりねだったりしたことがなくて、母が選んだ服に対してそれは嫌とかそれでいいとかいって買ってもらう感じでした。
「これが欲しい!!!」とストレートに言われて母はうれしいのかもしれません。
自分の欲しいものを選んでは買ってもらい、選んでは買ってもらう息子の様子を見ていた妹は「見てて気持ち良かったわい」とコメントしていました。
デパ地下へ
近所にデパートがあったらデパ地下でちょこっとおいしい惣菜を買えたりして、生活が優雅で便利になりそうでいいなぁと思います。
服飾品コーナーでの怒涛の買い物での疲れを、地下の喫茶店で休憩するという贅沢な時間を過ごしました。
今回はジュースバーで休憩しました。
本物の果物や野菜をミキサーでジュースにしてもらえます。
お客さんは、すでに準備してある素材のセットを選ぶだけです。
野菜入りのものが色とりどりでおいしそうだったので選びました!
▼写真奥・中央
唯一のお酒入りである、このフルーツポンチとだいぶ迷いましたが!
息子は即断でいちごジュースを選んでました。迷いが無いってすばらしい。遠慮が無いってのもすばらしい。
私はすっかり食べなくなりましたが、アイスも魅力的な売り方をされていました。
どんなアイスを見ても食べたいとは思わなくなったものの、見ていて楽しい気持ちになりました。
ジュースを飲み干した後は、夕飯に食べたいものを買ってもらって帰宅したのでした。
デパートでは、珍しい果物やいろんな種類の魚、高級牛肉などなど買えていいなぁと思いました。
息子はデパ地下の試食コーナーでもいきいきとしていました。各お店の店員さんとの会話も楽しむ4才児は、ちっちゃなマダムみたいでした。
普段見られない商品を見て、普段の倹約生活では考えられないものを(母にご馳走になって)食べられて気持ち良かったです。