新潟への帰省を振り返って-母親とのバトル回避、腸内ガス抜き談議、仮想2児の母などを経験
半年ぶりの帰省でしたが、行くまでとにかくおっくうでした。
里帰り出産の頃から、実母との性格・意見の相違で口論になるようになって、帰省すれば必ずトラブルが起こっていました。
しかし!今回は数年ぶりに一切の口論も無く、どちらかがキレることも無く平穏に過ごすことができました。
息子が予定よりももう一泊延ばしたいと言うので迷いましたが、息子の希望通りに延ばしてあげることもできました。
土日を家族旅行に充てたので地元の知人たちとは会えませんでしたが、私にとっても地元でやりたいことをじゅうぶんにやり切ってこれた帰省でした!
母親とのバトル回避成功
帰省が楽しいものになるかならないかは、自分の心の平穏が保てるかどうかにかかっています。
息子を連れて行くと、自分の体力以上に張り切って息子の相手をしてしまいがちな両親。
そもそもふたりとも短気なので、疲れると攻撃的になってきます。
私の息子(父母にとっては孫)に対するイライラを、父は母に、母は父と私にぶつけることが多いです。
父は私に直接ぶつけることは少ないものの、父が母にイライラを投じると、今度はそのイライラを母が私に投じることになるので結局終点は私ということに。
そうして私もキレるものの「自分が全て正しい」と思い込んでいる母に返り討ちにあって自爆へと進む、というのがいつもの帰省でした。
今回の私の秘策は瞑想でした。
滞在中は、ちょっとした隙間時間には進んで瞑想するようにしました。
瞑想という表現がイマイチ好きになれないのですが、脳内の回路を整理できるという科学的メカニズムを知ってから前向きに取り組めるようになりました。
実際に、思考の暴走を防げるようになってきているように感じます。
今回も母からケンカを売ってくる発言がありましたが、即買いしないで無言で他の部屋に移ったりできました。
母はどうしても私をイライラさせたいのか、次のステップに進んできました。
私の前で息子に、私の悪口をあれこれ言い始めました。
それでも不思議なくらい冷静な自分がいました。
瞑想と言っても、何も考えないようにできる時間を私は1分も保てません。
すぐに雑念があふれ出してしまうのですが、こんなに細切れな瞑想でも1日に数回取り入れるだけでこの効果です!
物もお金もかからなくて効果も抜群。
ウソみたいにおいしいことが、自分の脳内だけでできてしまうからすごいです。
食べすぎやすい傾向と腸内ガス抜き談議
実家滞在時の次なる悩みは、暴飲暴食しやすいことです。
母の味に郷土料理、なじみの店の料理、実家にある頂き物のちょっといいお菓子、そしてデパートで買ってくる食材に新潟限定の米菓たち。
もう、食べたい欲求が止まりません!
私は食べすぎると胃腸系も不調になるし、免疫力も下がるし良いことがないって何回も経験しているけれど、実家だと誘惑に負けて食べてしまいがちです。
今回は見事に、腸に大量のガスが溜まってしまいました。
だんなも腸にガスが溜まりやすい体質で、ガスによる腹痛で夜中に苦悶して救急病院に行こうとしたり、痛みで吐くほどだったりします。
胃も腸も内視鏡検査を受けただんなですがどちらも問題は無く、薬を出してほしいと先生に伝えても「食べ過ぎないようにすれば良いだけ」と一蹴されていました。
私も溜まったガスをなんとか出そうとしてだんなに教わったあおむけで両脚を抱えて体を丸めるポーズを取ったところ、余計に腹痛を強めてしまいました。
だんなにはこのポーズが合っているみたいなのですが、私には合わないのかもしれません。
その場に看護師の妹がいたので相談したところ、逆にうつぶせでお尻を持ち上げるポーズを勧められました。
「ガスは軽いから高いところに行こうとするでしょ!?」と納得の説明でした。
ガスが出口に到達すると「肛門が開きっぱなしになって少〜しずつガスが出るのな」と、妹の体験を交えた説明にも「あるある!あの冷感を伴うやつね」と思って楽しくなってきました。
おかげさまを持ちまして、溜まったガスによる不快感にも早い段階で対処できました。
仮想・2児の母
実家滞在中には、妹も1才半の男の子を連れて実家に泊まりに来ていました。つまり私の甥ですね。
甥は息子のことを常に気にしていて、何でも真似しようとしていました。
息子は甥に意地悪なことをよくするにも関わらず、甥は甥で熱心に息子を追いかけていました。
ふたりともショートスリーパーだし、起きてる時はしゃべりっぱなしでとにかく騒がしいのです!
ひとりが布団たたきを持てばもうひとりも持ってるし。
写真の奥には雪崩状態の寝具があります…
もちろん、ふたりが寝具の上に強引に載った結果、崩れたのです。
甥が昼寝しかかっても、息子が騒がしくして結局寝なかったりでした。
仮想・2児の母体験をしたわけですが、ふたりを育てるとなると頭がおかしくなりそうでした。
一緒に騒げば甥に危険が及ぶし、物は取り合いになるし、なんせどっちも寝ないし!
甥は気持ちが折れるとすぐに「おっぱい」だし。
息子は甥にとっての危険物を放置するし。
息子が甥に意地悪して、それを怒られるたびに「(息子と甥と)どっちが好きなの?」とふてくされるし。
ただでさえ母性低めの私が、これをひとりでこなすとなると…溶けてしまいそうです。
こども好きな妹も2日目あたりから「うるせぇ」とつぶやき始め、3日目には「超うるせぇ」になってました。
私の母が「小僧どもー!」と言っているのも聞こえました。
この状況で1週間近くも、かつてなく平穏に滞在できたことが信じられないでいます。
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同じ著者の本で、瞑想を科学的に説明してくれているのはこちら
『敏感すぎる人が快適に生きる本』発行:トリア
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