越後村上・瀬波温泉-郷土愛とレトロづくしの旅
念願のSL初乗車で降り立った、新潟県最北の地、村上。
イヨボヤ会館再訪
小学校の時に訪れて以来の鮭会館「イヨボヤ会館」に行きました。
イヨボヤとは、鮭のことを表す言葉です。
受精したイクラを孵化させている様子が印象的だったのでまた見たかったのですが、孵化期は10月〜12月とのことで、3月に訪れた今回はすでに孵化した稚魚が水槽の中を泳いでいました。メダカよりひとまわり大きいくらいの稚魚が、少なくとも数千匹はいたように見えました。
小学校の時に訪れた時は秋だったのでしょう。たしかに孵化前のイクラも見たし、イヨボヤ会館の近くで鮭のつかみ取りをした思い出があります。鮭が川を上ってくる時期だったみたいです。
お客さんが捕まえた鮭を、スタッフが目の前でさばいて調理してくれました。
イヨボヤ会館最大の見どころは、本物の川の中をのぞくことができる水槽だと思います!
運が良ければ、目の前で天然の鮭の産卵シーンを見られることもあるそうです。
この水槽は小学生の時も間違いなくあったはずですが、私の記憶には残っていませんでした。
▲こんな水槽が川に沿ってずらっと10個くらい並んでいました。水位が低くなっていて、川の水面は水槽の上辺よりも若干低かったので、空や川辺の木が見えました。
今回は1匹も魚の姿が見えませんでしたが、自然の魚が見られるかも!?という期待で水槽をのぞいている時間が楽しかったです。
義父が釣りが好きでよく行くのですが、1匹も釣れずに帰ってくることもあります。
魚がいなくても、水面からはわからないですもんね。こういう状態の時にいくら釣り糸を垂れていても釣れないよねぇと納得しました。
釣れるかも!?という期待で待っている時間が楽しいんだろうということもなんとなくわかりました。
瀬波温泉へ
日本海沿いに建つ温泉旅館に泊まりました。
海に沈む夕日を眺めるのが最高のお楽しみです。露天風呂に入りながら眺めるか、オーシャンビューの部屋で夕食を取りながら眺めるか迷いました。
日没に合わせて夕食を取ることに決めたのですが…
太陽が沈む瞬間は部屋のテレビで相撲を見ていて見逃してしまいました(´-`)
海に沈む瞬間に緑色の光線がチラッと見えることもあるというのでじっくり見たかったのですが。
食後は旅館を楽しもうと気持ちを切り替えて部屋を出ました。
ゲームコーナーは超レトロ!
もぐらたたきのもぐらの頭が修理されているところもほっこりした気持ちになります。
旅館の部屋に置いてあったお菓子は"きむらやの瀬波饅頭"でした。
あのCMが懐かしく思い浮かびました。昔、祖父が夕方に時代劇を見ている時間帯によく流れていたものです。
▼このイラストを見て「ほっぺたがおっこちちゃうくらい おいしいの〜 たべてみてね」の音声が脳内で再生されました
旅館のエレベーターもなかなかのレトロっぷりでした。操作盤の写真を撮っておけば良かったです。
翌朝はチェックアウト前に息子と海に行きました。 だんなは温泉に入っていました。
息子は砂浜の植物を観察したり、貝殻を拾って遊びました。
そして、露天風呂にだんなが入っている姿を見つけると息子は風呂に向かって走り出しました。
▲カメラに気付いただんなはすぐにしゃがんだので写っていません
海を臨む露天風呂ならば、当然海側からも風呂が見えるわけですね(^。^)
段差を作ってあって、見えにくくはなってますが。
冬場は冷たいイメージの日本海ですが、癒されました。
日本海には実家からも歩きで10分もかからずに行けるんですけど、普段あまり行かないもので。
新潟限定の品々
こういう商品を見て気持ちが高まるあたり、やっぱり私は新潟が好きなんだと思います。
幼稚園のお母さん友達に「新潟出身の人って出身地を愛している人が特に多いように感じる」と言われたことがあるけれど、まさにその通りかも。