裁縫が嫌いな話-棚に目隠しカーテンを作りました
私は工作は好きですが、裁縫が嫌いです。
できるのは、なみ縫いとボタン付けくらい。
他の技術は身に付けようという気持ちも湧いてきません。
そもそも布の寸法を測ったり、切ったりするところからして気が進まないのです。
工作ならば材料の寸法を測ったり切ったりするのは進んでやるんですけどね。
布、針、糸の仕事となると急にテンション下がります。
息子が入園するにあたって準備する巾着やバッグなどは買って済ませました。
補修しようと思っている衣類にもなかなか手を付けられず、ワンシーズンを越してるものもあります。
このたび、仕事に使っている部屋に棚を買ったところ、目隠しのカーテンを付けたくなりました。
わざわざオーダーする規模じゃないですし…
覚悟を決めて作るしかないですね!
目隠しカーテンを作る
立派なものを作ろうとすると手付かずで放置することは見えています。
最悪、1枚布を吊るす感じでもいいから、隠せれば良いという設定で動きました。
棚の大きさを測って、布を買ってきました。
切るのも縫うのも(ミシンは持っていません)最小限にしてできあがりました!
これでじゅうぶんです(^-^)v
棚にはねじ状の金具を取り付けて、そこに針金を通してレールにしました。
針金に木製ピンチで布を止めれば目隠し完成です。
金具を棚に取り付けたり、針金を設置している時はワクワクしていました。
その後、布と向き合う時には修行のように淡々と縫いました。
完成して取り付けた感じはとても気に入っています。
作って良かったー!
金太郎のお母さんは裁縫上手
突然、金太郎という名前を出しましたが、昔話でおなじみのあの金太郎のことです。
まさかり担いだ金太郎です。
アニメの日本昔ばなしでは、金太郎のお母さんが腹がけを縫うシーンが出てきます。
崖っぷちの細い山道を、歩きスマホならぬ歩き裁縫で作っていました!
▲画像は『日本昔ばなし 金太郎』より
しっかり腰を下ろして取り組んでいても針で指を刺したりすることがある私にとっては、アンビリーバボー!
ビヨンド ザ イマジネーション!
しかも、足もとの大きな石を飛び越えながらも縫い続けるという脚本でした。
▲こちらも『日本昔ばなし』より
極めてますね。
そして、そこまで裁縫が好きなんでしょうね。
もうひとつ印象的だったのが、金太郎に早く大きくなってほしいからと大きなサイズの腹がけを作っていたことです。
私は、長く着れるようにと息子には大きなサイズの服を買ってます。
やっていることは同じでも、考え方が違うものですね。
早く大きくなってほしいのも母の愛だし、お気に入りなら長く着られた方が私も息子もうれしいのでそれも母の愛です。
考えは違えどやってることは同じ。
それで、どっちの考えも愛!
▲これは、Tシャツにワッペンをひたすら縫い付けました。
もちろん大きめサイズのTシャツにね。
やっぱり縫い付けている間は修行風のモードになってるけど、完成した時の達成感はたまりません。
あと、お気に入りの服のほつれを直して着る気分も好きですね。
手を入れたおかげでまた気持ち良く着られる!ってところが。
私の裁縫レベルで手に負えなくなったらさようならの時期ということで。
区切りもつけやすい(笑)