タテワレ・デイズ

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野性的な体で社会生活したい主婦のブログ 腹筋縦割れを再び目標に掲げ、今度こそまぶしい縦割れをものにしたい! でも横割れまではいらないかな お気楽なエコ思想がライフワーク 健康管理・子育て・自分のブロック解放などについて書いていきます

すばらしき手書きの世界-店頭ブラックボードやPOPを手書きして発見したこと

 

整体の仕事を宣伝するために、ブラックボードを買いました。

 

それが、ブラックボードひとつ書くためにも、いくつもの壁(やや大げさ!…なようで大げさではない)がありました。

 

ブラックボード選び

まずは、街なかのお店が実際に置いている店頭ボードを観察してまわりました。

 

いわゆる黒板タイプなのか、ポスターを挟むタイプなのか。

 

ポスターだと、挟むものをラミネート加工できないと雨でやられてしまうようです。

なので、私は黒板タイプにしようと決めました。

 

今時の黒板には、チョークだけ対応のもの、マーカーだけ対応のもの、両方使えるものがありました。

ここでも雨のことを考えて悩みました。

 

チョークだと不意に降った雨に濡れた場合、消えてしまいます。

(耐水チョークなる存在も私を惑わせましたが(^^;))

 

マーカーだと、整体の店で出したい温かい雰囲気と離れてしまうかなと思いました。

 

私がたどり着いたベストアンサーはこれでした!

チョークパステルです。 

レイメイ藤井 チョーク パステル ブラックボード用 ダストレス 12色 LBCP100

レイメイ藤井 チョーク パステル ブラックボード用 ダストレス 12色 LBCP100

 

 

書き心地は、チョークを少しクレヨン風にした感じ。

色を重ねて使えば、本格絵画風の絵も描けます。

 

私の場合、宣伝の用途では文字を書ければ良いです。

なので私にとっては、チョークパステルから受け取る最大のメリットは消えにくいことです。

 

ブラックボードごと雨に打たせて試してみましたが、文字は全くあせませんでした!

 

一方、消したくて消す時には労力がかかります。

メラミンスポンジと雑巾の二段構えになります。

それでも、消えにくいことはメリットのありがたみの方が大きいので、私はこれからもチョークパステルを使っていきます。

 

▼雨の痕跡は水拭きすると消えましたが、それでも文字はこすれた風になりませんでした。うれしい驚き。

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気になるボード自体はこちらの商品を選びました。 

 

風が強い地域なので、風速15mに耐えられるというのが決め手でした。

別売りの重りを買わなくてもペットボトルを重りとして使えるのがポイントです。

 

通常のボードと重りを買うとしても、ボードの形状によって合う合わないがあって選ぶのが難しそうでした。

 

しかもこの商品は、マグネットにも対応しています。

(ちなみにチョークもマーカーも使えるので、ボードを買ってから使っていく筆記具を選ぶこともできますね)

私はマグネットシートを使った表現もしたい(「今、空いてます」とか「予約受付中」とかね)と思っているので、これは様々な可能性を備えた素晴らしき商品なわけです!!

ベタぼれ(*゚▽゚*)

 

 

何を書くか、どう書くか

いざブラックボードを手にしても、私の手は固まりました。

 

原因のひとつは、何を書くべきか頭の中が整理されていないからです。

 

もうひとつは、自信の無さです。

それも、無限に湧いてくるようなタチの悪~い自信の無さです。

 

「あんたに書けるん?」

「あんた、チョークで書く文字がヘッタクソやん!」

と、新潟弁と関西弁が混じった独特の言語で語りかけをしてきます。

 

でも、こんな悪魔みたいな存在と付き合うのはやめました。

集客できるブラックボードを書く!と決意して、どうやったら書けるかという意識に持っていきました。

 

学ぶことで自信をつけよう、と思いました。

 

どんな世界にもプロはいるものですね。

 

黒板アート界の第一人者はチョークボーイさんという方だと知りました。

 

本屋さんで著書を立ち読みしたところ、芸術性の度合いが高く感じられました。

フォント集やイラスト集が紹介されている感じでした。

マネして描けばすぐに使えそうな内容です。

 

今回はビジネスや集客を目的としているので、そっち方面でのボードの書き方についての本を参考にしました。

 

店頭<手書き>ボードの描き方・作り方

店頭<手書き>ボードの描き方・作り方

 

▲『店頭手書きボードの描き方・作り方』

こちらは実例や使いたいアイディアがたくさん紹介されていました。

ボードで伝えるべき内容について学べました。

「店頭ボードは店長の分身」という言葉と、ボードの効果的な置き場についてが意外でした。

私の認識はどちらも違っていました。たしかにどちらもこの本の通りだなと納得しました。

 

売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方 (DO BOOKS)

売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方 (DO BOOKS)

 

▲『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』

こちらはどんなPOPが売り上げに結び付いたのかが詳しく紹介されています。

これを読んでから実際に自分の手で書いてみる勇気が出ました。

 

実践

店頭ブラックボードを気楽に書けるようになりました。

近所の人がコメントしてくれますし、見ている通行人がいたことも教えてくれます。

チラシを一緒に取り付けてあるのですが、どれだけ減ったかを息子が興味を持って数えてくれます。

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ポスティング用のチラシも手書きで作りました。

 

趣味でやっている和太鼓の勧誘POPも作りました。

▼これを、イベントをお知らせするポスターに追加しました

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こうしてあれこれ作りはじめたところ、手書きの世界が、表現することが、楽しいことがわかりました。

 

 

「チョークで書くのが苦手」の裏にはいろいろありました。

自分の文字が嫌い、自分の声も嫌い、顔も体形も反応も嫌い。

究極のところ、存在も嫌い!?

 

…どんだけ自分のことを嫌ったら済むんだという実態が出てきたのでした。

それはもう、あきれました。

とことんあきれることができて、良かったようです。

 

実際に書けるようになったので、これからは表現しているうちに、行動しているうちに自分を好きになっていけそうだなと思っています。