ぎっくり腰がこちょこちょで改善
半年ほど前に、操体法 という整体のことを知りました。
私自身、カイロプラクティックの学校を卒業していて、リラクゼーション店や骨の調整をする整体院などで実務経験があります。整体には多くの種類がありますが、操体法のことは全く知りませんでした。
操体を私の言葉で表現すると「体が気持ちよく感じる動きをすると、体のゆがみなどを自分の体が自然に整えてしまう」という感じでしょうか。
動物に本能的に備わっている力なんですよね。野性動物が伸びをしたりゴロゴロ転がったりしているあのイメージです。きっとそうやって本能的に体を整えているんでしょうね。
さて、この日曜日にだんなが、過去最悪のぎっくり腰を起こしました。
寝ていてもつらい、歩くのはかなり困難な状態で、月曜は仕事に行けなそう…と心まですっかり折れるほどでした。
私は、整体院で習った方法を試したり、操体法の本を見ながら、ぎっくり腰のつらさをなんとか緩和できないかと試行錯誤しました。
しかしこのたびのだんなは、腰を少し反らすのも少し曲げるのもどっちもNGだったので、ほとんどの方法が使えずにお手上げだった私はただただ悔しいばかりでした。
操体法の整体院のホームページで実例をいろいろ読みましたが、やはり反らすなり曲げるなりして緩和に導いていました。そんな中、こちょこちょでぎっくり腰を緩和できたという実例を発見しました。
操体法のバイブルである本にも、子供の病気のほとんどはこちょこちょで治せるという内容が書かれていたのを思い出し、思い切ってだんなに試しました。ちょっと動いただけでも痛いだんなはこちょこちょなんて無理と大反対しましたが、横たわっているだんなにこちょこちょを仕掛けるのは簡単でした。
ちょーーーっとの動きでも激痛があって動かせなかったはずの体が、くすぐったさから逃げようとする動作で嘘のようにバタバタと動きます。
30秒くらいくすぐったい思いをしてもらったところでやめてみると、怒りと抗議の入り混じった表情のだんなが放心していました。
そしてその感情を私にぶつけるべく起き上がろうとしたところ、あれ？と言って軽く起き上がれたのでした。
たったそれだけで、ひとりで歩くこともできるようになっていました。
無意識の動きはこんなにもすぐに体を回復させるものなのかとふたりで驚きました。
うちのだんなは息子以外への家族には笑顔もあまり見せない人なので、くすぐられながら笑いと声をこらえてニヤニヤしていたのもやりがいあっておもしろかったです。
まとめ
ぎっくり腰を起こした場合は、家族にくすぐってもらってみてください。ぎっくり腰の家族がいたらくすぐってみてください。
あまり好きな注意書きではありませんが…自己責任でお願いします♪
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