SLひな街道号乗車記録-新潟発・村上行き
新潟発村上行きのSLひな街道号に乗りました。
SLに乗るのは初めてでした!
SL乗車までのドラマチックな経緯
3月に入ってすぐ、ゴールデンウィークの旅行を予約しようとしてあちこちの旅館を調べるも満室ばかり。
宿泊料金も普段の2倍以上になっていて、夫婦ふたりと幼児ひとりでとんでもない金額が表示されていました。
割り増しで料金を払うのはもったいない気がして、思い切って3月下旬に帰省とひっかけて私の地元に旅行に行くのがいいんじゃないかと思い付きました。
出不精のだんなを急な旅行に誘うことがひとつの山場でしたが、説得に成功しました。
ゴールデンウィークは近場に出かけるくらいにしようと誘いました。
羽越線に乗る旅にしたかったので、きらきらうえつの指定席をネットで予約しようとしたところ、、
旅行に行くちょうどその日に羽越線をSLが運行することが分かりました!
今年に入って観た映画2本の影響でSL熱が高まっていたところだったので、信じられない偶然に興奮しました。
そんな経緯でSLひな街道号の指定席を予約したのでした。
きらきらうえつも捨てがたかったけど、以前に乗ったことがあるのでまたの機会に乗れればいいかな。
新潟駅のホームにSLが到着
SLが運行するということで、乗る人以外もホームに集まっていました。
ホームに入って来る時や、出発の時間まで、その場で出会ったおばさんと興奮を分かち合ったり、他の家族連れとお互いの家族写真を撮り合ったりしました。
知らない人とも気軽に話せてしまうくらい気持ちが高まっていました。
美しくて力強い姿がたまりません!!
石炭も満載。
息子は電車に興味が無くて、今まで3回くらいSLを見せに行った時も無反応だったのに、SLのあちこちから噴き出す蒸気や、ピストン運動をするメカチックな部分を間近で見られて興味を示していました。
客車内部とSLに乗っているという雰囲気
客車自体はそんなに古いものでは無さそうでした(1999年より運用)が、レトロ感が良い感じに演出された客車でした。
どんな客車に乗るのか詳しく調べていなかったので、ひとまず自分たちの指定席に座った後、先頭車両を見に行って驚きました。
完全にお子様仕様の車両でした!
すべり台に、絵本スペースもありました。
目的地到着までの2時間、息子はほとんどの時間をこの車両で過ごしました。
普通列車だと1時間で着く区間なんですけどね。SLはそんなにスピードは出せないみたいです。
逆方向の車両を探検に行くと、ガラス張りの面積が広い展望車両や、売店もありました。
売店で買って飲んだビールがクリーミーでおいしかったです。SLに乗って飲むから余計においしいんだと思います。
汽笛がしょっちゅう聞こえたり、風向き次第では窓のすぐ向こうが白い煙で雲のようになって、SLに乗っている雰囲気が常に感じられました。
息子はボックス席で向かいの席に座った家族の男の子と仲良くなって、お子様向け車両でも一緒に遊んでいました。
同い年で、息子は別れるのが嫌で泣いてしまうくらい意気投合してました。
そういう出会いも旅の醍醐味ですよね。連絡先を交換するのは簡単だけど、あえてしませんでした。お互いのスマホにはふたりで写っている写真がたくさん残っています。
村上駅での到着歓迎イベント
新潟駅を発車する時は特にイベントはありませんでしたが、村上駅ではSL到着に合わせてイベントがありました。
歌や踊り、お酒やお茶やジュースの振る舞いがあって、屋台も出ていました。
SLの運航日には、発車や到着に合わせてイベントが行われることも多いみたいですね。
新潟駅や村上駅のホームでは撮影に走り回って、私は大満足でした。
本格カメラを装備した撮り鉄さんたちに混じって、スマホで応戦する自分。
ホームに限らず、車内でもうろうろしてましたね(^_^;)ビデオとスマホを使い分けて夢中になってました。
村上観光では、名物のひとつである鮭を堪能する息子でありました。干した鮭のにおいが好きだと言ってかいでいました。
▼関連記事