実家で過ごす夏-30年前と変わらないこと-そして素敵なかき氷屋さん
実家に息子と滞在していて、私がこどもの時代と変わらないことのあれこれを発見しました。
スイカは裸で食べるべし
実家では、こどもがスイカを食べる時は上半身裸にさせられたものです。
服に汁が付くと大変と言う理由で。
息子も同じスタイルでスイカをいただきました。
息子は自分自身のボディにはスイカの汁を飛ばしてしまうことは無く、横にいた私の新しいTシャツに汁を飛ばしました。
息子はいたずら小僧ですが、これについては故意ではなく過失で。
蚊に関連するアイテム
実家では今も蚊取り線香を常用しています。
私には、蚊取り線香の匂いは夏の匂いとして記憶にすり込まれています。
少し嗅ぐくらいだと懐かしく感じるのですが、付けっぱなしだと鼻の奥と喉の間あたりがヒリヒリしてきます。
実家ではここ数年は、ワンプッシュのスプレーで室内の蚊を駆除できるタイプの殺虫剤を愛用していたはずなのですが…
また蚊取り線香に戻っていました。
とにかく、蚊取り線香は安全に使ってほしいです。常に火気があるわけですから心配になります。
そして蚊に刺されてしまった時は、キンカンです。
実家では昔からずっと、茶色い瓶に入ったタイプを使うと決まっています。
▼この写真を撮ってみて、30年前と変わらない実家らしい光景だと思いました。
部屋も家具も使ってるキンカンも同じ。そこにスイカを食べ終わってなお上半身裸の子。
海で出会ったかき氷屋さん
近くの海水浴場に行きました。
一時は浜茶屋も撤退した海水浴場ですが、最近になって営業を再開したようです。
これもまたこどもの時のように、浜茶屋のある光景が戻ってきました。
私たちは浜茶屋の隣で個人で営業しているおじさんの店でかき氷を買いました。
おじさんはお客さん用にテーブルセットをふたつ用意していました。
かき氷を買ったところ「座って食べていけばいい」とパラソルを広げて勧めてくれました。
炎天下の海と砂浜で遊んだ後の日陰は、体が休まってありがたかったです。
浜茶屋の席に座るとなるとひとりにつき500円の席料がかかります。
おじさんのパラソルの席はお客さんに無料で提供していました。
あまりにありがたくて、私と妹は「おじさんのところのシャワー(使用料200円)でも使わせてもらう!?」とかお礼を考えました。
おじさんは、われわれの全員入った写真も撮ってくれると言って写真を撮ってもくれました。
かき氷のシロップはかけ放題でした。
そう、私たちがこどもの頃には無かったサービスです。
最近のこどもたちはお祭りなどでの物価が高いから昔の子ほどたくさん楽しめなくてかわいそうだなって思っていましたが、こんな新しい楽しみ方も出てきてるんですよね。
息子は全種類のシロップをかけて、茶色いかき氷になってました…
本人はコーラみたいと言って喜んでました。
息子がシロップをかけすぎて水っぽくなったところに、上からさらに氷をかけてくれたおじさん。
なんでそんなに人に親切にできるんだろうかと思うほどでした。
お金を稼ぐだけが商売の楽しみじゃないなと思いました。