メトロノームの同期現象がすごい!-人の気持ちも同期する!?
同期とか共鳴とか
息子が見ていたこども向けの番組で、様々な同期現象を紹介していました。
最初は2本のろうそく。
2本を近づけると、ふたつの炎のゆらめきが同じになりました。
▼YouTubeにも同様の実験の様子がありました。
次はメトロノーム。
揺れる台の上に2台のメトロノームを載せてそれぞれのメトロノームを動かします。
2台のメトロノームの振りが近くなっていって、やがて同じリズムを刻むようになりました。
▼YouTubeより。
次はメトロノームを増やしました。
それでも揃います。
▼YouTubeより。24台の他にも、100台などで実験した記録が公開されています。
これらを見て、不思議な現象があるものだなと思いました。
最新科学では重力波の観測に成功したという報告があります。
私は物理が超苦手なので詳しくはわかりませんが、身のまわりの様々な現象(たとえば感情の共鳴とか、良いことや悪いことが続く現象とか)の説明が今後できてくるかもしれません。
すれ違う人とのできごと
さて、感情の共鳴的なことを書こうと思います。
道で人とすれ違う時、ぶつかってしまったりかすってしまったりすることがあります。
私は最近、そういうことがあると相手が即「すみません」と言ってくれることが多くなりました。
そして私もすまなく思って同じように返します。
それまでは明らかな怒りを言葉や態度で表されることが多かったです。
そういう時には私もイラッとして、怒りを表さずには気が済みません。はっきり表すと怖い時にはコソコソ表しますが(^^;)
なぜそんな変化が起こったか、思い当たることがあります。
1年くらい前だと思いますが、ある女性とすれ違おうとしてお互いによける方向とタイミングが同じになってしまうことを数回繰り返したことがありました。
イラッとしたり、気まずく感じてもよさそうな場面ですが、その女性はそれがおもしろかったらしく、楽しそうな笑いをこらえきれずに漏らしながらすれ違いました。
人によってはおもしろさを感じるのか!と衝撃のできごとで、私も楽しくなりました。
それから、人とすれ違う時に余裕ができたような気がします。
おもしろいと感じる選択もあるんだと知れたおかげかなと思います。
無理なく気持ちを救うには
自宅ポストに、ある団体の情報誌が入っていました。
他人に感謝して生きていこうという趣旨でした。
私は特定の団体に入るつもりはありませんし、信仰などもありません。
この団体の目指す方向(感謝や平和など)はとてもすばらしいと思いました。
ただ、「何があっても感謝の気持ちを持とう」というのは私には無理だと思いました。
私は、ありがたくないのに「ありがとう」と言うたびに、自分がすり減っていくような、ものすごく負荷がかかるように感じます。
会社勤めをやめてからはそういう必要性が激減して、自分の気持ちに沿って行動しやすくなったのがとても心地良いです。
何かに対して自分が怒りを感じたなら、それで良いと思います。
自分の感情を抑えつけてまで無理に感謝することはないと思っています。
自分の感情をそのまま捉えて、共感して、勘違いがあったなら解いて、それから感謝に持っていけるなら自分の成長になるのだと今は思っています。