こどもたちのストレートな表現が沁みる!
幼稚園の年少さんたちの間で、手紙のやり取りがはやっています。
女子たちは割と早い段階から手紙の交換を楽しんでいたようです。文字が書けなくてもかわいいびんせんと封筒を友達にあげるのが好きみたいと聞きました。
男の子からの手紙
やがて男子たちも手紙を書き始めるようになりました。
息子が初めてもらった手紙も男子からでした。
もらった時に「おうちに帰ってから開けてね」と言われたらしく、家に帰って早速開けてみると…!!!
おお!息子がなんか感謝されている。
同い年のお友達からの感謝の表現にすごくうれしくなりました。ありがとうって伝えたくて一生懸命手紙を書いてくれたのかな?と思ってほっこりしました。
後日、彼のお母さんに会った時に、何を感謝されているのか聞いてみました。
息子はよく彼を誘って一緒に砂場で遊ぶんだそうです。彼はそれをとても感謝しているとのこと。
彼自ら感謝の気持ちを込めてくれていたのがわかってますますうれしかったです。
女の子からの手紙
数日後、今度は女の子から手紙をもらってきました。
やはりおうちで開けるように言われたようです。
"好き"って書いてあったらどうする〜!?と息子をいじりながら開封すると…!!!
まさかの好き以上!?!?
そんなドキドキした気持ちから遠ざかったおばさんには強い刺激でした。
書いてくれた女の子ももらった息子もどちらもやるなぁと思ったのでした。
お返事
息子は手紙に返事を書きたいと言って、文字を書きたがりました。
それまで自分の名前も書けなかったのに、ものすごい意欲でお返事を書いてました。
手紙に書く内容は息子が決めます。それに従って私がひらがなの本を開いて一文字ずつ見せて、息子が真似して書くという作業をしています。
相手の名前と自分の名前と一言を書いているうちに疲れてしまうので、最後は絵を描いて仕上げることが多いです。
息子からの愛情表現
以下は、息子が私やだんなに言ったことを書いてみます。
機嫌が悪いと暴力的な言葉をあれこれ使ってくる息子ですが、落ち着いている時はこちらが恥ずかしくなるくらいの愛情表現をしてきます。
息子は父親大好きで、毎朝だんなを見送っています。姿が見えなくなるまで別れを惜しんで大声で叫びます。
行ってらっしゃい!気をつけてね!帰ってきたら◯◯しようね!バイバーイ!
だいたい毎朝こんな言葉です。別れがたくて泣きながら叫ぶことも。
近所の人にも、毎朝恒例の行事と思われています。うるさいと思ってる人もいそうで怖いのですが。
これもだんなの話なのですが、だんなと息子でふたりで出かけた時、電車の中で「父さん大好きよ」と連呼したそうです。だんだん声が大きくなってきて、だんなはうれしいんだけど恥ずかしかったと言っていました。
息子はなんでも"ありがとう"
ある日息子を寝かしつけていた時のこと。ウトウトし始めたところでチュッとしたところ、ありがとうと言われました。そして腕まくら用に腕を伸ばしてきました。
息子はなぜか、腕まくらをしてくれるのが好きなんです。一度腕まくらを断ったことがあるのですが、本気で悲しい涙を流されたので焦って腕まくらをされてみました。
チュッとしてありがとうなんて言われるのは今だけでしょうね〜
また、息子はよくドアを開けっ放しにするのですが、私がそれを注意するたびに"ありがとう"と言ってきます。知らせてくれてありがとうって意味らしいです。
怒る気はいつも無くなっちゃいます。
思ったこと
こどもたちのメッセージはストレート。
表現力がないからそうなるのかもしれないけど、言葉にすごい力を持っているように感じてます。
お世辞も言わないしね。素直に感情が伝わってくるのもうれしいです。
こども同士のやり取りを見てると、みんな自分に自信があるのも伝わってきます。「オレがいるよ!」とかよく聞こえてきます。
こどもたちが自信を持ったまま大人になってくれるとうれしいです。