グアム旅行 3泊4日全体を通して-家族それぞれの収穫
家族でグアムに行ってきました。
息子5才にとって初めての飛行機であり、初めての海外でした。
息子の様子
飛行機の離陸も、気流の悪いところでの揺れも全く怖がりませんでした。
耳にもそんなに違和感が出なかったみたいです。
現地の食べものも何でもOKでした。
将来、海外に出ても感じるストレスが少なくやっていける人になるんだろうなと思いました。
息子は水が苦手。自宅のお風呂ではシャンプーハット必須なのですが、グアムで海やプールに進んで入りまくって多少慣れたようです。
グアムにもシャンプーハットを持って行きましたが、最終日にはけじめとして現地で処分してきました。
こうしてシャンプーハットを卒業することができました。
だんなの変化
普段は出不精なだんなです。
今回の旅行でも、乗り物に乗ったら基本寝るし、ホテルやビーチでもゴロゴロしてました。
疲れた、無理、という言葉を連発するので早い段階で私がキレました。
たしかに、旅行中にはテンションが上がって普段よりもずっとしゃべりっぱなしの息子の相手をしてくれていたりと、だんなも疲れていておかしくないなと思いました。
グアムでは無料で乗れる(ツアー参加者は無料)バスがあったので、バス移動については私がルートを調べたり聞いたりしようと思って自分でやりました。
普段は移動関係はだんなに任せっきりなので、この機会にはやろうと思いました。
「私と息子で〇〇に行ってくる」と言うと、「オレはホテルの部屋に戻ってるわ」と言いつつも、やっぱり一緒に行くことにしたと言って追ってくることが2回ありました。
旅行全体を通して疲れさせちゃったかなと思いましたが、自宅に帰ってきたらすぐに「次はどこに行こうか!」と調べていました。
私もだんなも飛行機に3時間半乗るだけでも長いと感じる人間です。
行ってみたいと思うところが10時間とか12時間かかることを知って、次の計画が一瞬で消えそうになりました。
だんなはまだ考えて調べていました。
「ビジネスクラスでフルフラットシートなら行けなくないな」と。
ただし、料金が高い!
またまた無理そうに感じてあきらめかけましたが、だんなはまだ調べ続けました。
「陸マイラーになってマイルを貯めれば行ける!」と。
こんなに野心的なだんなは初めてみました。
欲望を持つことはエネルギーになりますね。
私が感じたこと
-英語編-
グアムはアメリカだけど、着いてみてすぐに多国籍な印象を受けました。
街中の看板は英語、日本語、中国語に韓国語が目立ちました。
ホテルに着いてすぐに日本人スタッフが出迎えてくれて、英語を使う必要が無さそうなことにがっかりしました。
そんな初日でしたが、それ以降、英語を使える機会がたくさんありました。
ホテルの現地スタッフは日本語も通じはするものの、実際は英語のほうがすんなり通じました。
部屋のドライヤーが壊れていたりで、部屋からフロントに電話して対応してもらうこともありました。
電話で英語を話すのは苦手意識が強くて、直接フロントに行こうかと思いましたがだんなと息子にやってみなと言われて電話しました。
部屋に来てくれたスタッフは英語しか話せない人でしたが、その人と私でいろいろ試してみて問題を解決できました。
英語での事務的な会話については問題なくできることがわかりました。
様々な要求を満たすことができました。
現地レストランでメニューに無いものを頼んで作ってもらったり、息子用にアルコール抜きで見た目は本格的なカクテルを作ってもらったり。
課題は、普通の会話。
雑談ほど難しいものはないと思いました。
どこまで自分の気持ちを伝えられるかというところに力量が問われます。
伝えきれないと寂しいし、悔しかったです。
毎日、朝食会場のスタッフのお姉さんと顔を合わせて言葉を交わすのが楽しみでした。
ちょうど海上に虹が現れた時に「よく虹が出るのか?」とか聞いてからんでみました。
自分にとって不自由な別の言語を使う緊張感がたまりませんでした。
▼虹
-気楽で自由な雰囲気-
現地で働いている人たちは、良い意味で適当に働いているように見えました。
乗り物乗り場の案内係や、インフォメーションセンターの人たちは、ほとんどの人がスマホを見ていました。
わからないことを聞きに行っても、スマホを手から離すことなく対応して、答え終わったらまたスマホに目線をやって終了です。
中には座ったまま寝ている人もいました!!!
お店の店員さんは、レジで会計してくれている時も他の店員さんと話しっぱなしでそっちを向いたままよそ見状態でおつりを出してきたり。
相手の要求を満たせば、それは仕事になってますからね。
日本での過剰なくらいの接客のほうがもはや不自然にも思えてきました。
たぶん、グアムでこういうふうな接客をしている人たちは、こういうふうな接客を受けても「自分を否定された」とか「低くみられた」とかそもそも感じないんだと思います。
過剰なくらい丁寧な接客が求められるということは、それだけしないと傷つきやすい人たちを相手にしているということのように思います。
グアムの人たちは適当そうな接客をしているように見えるけれど、気さくな人が多かったです。
だるそうに座っている案内のおじさんが気軽に声をかけてくれたり、息子に手を振ってくれていたりしました。
街の人たちや欧米からの観光客も気さくなので、自然と会話が始まるという場面も何度かありました。
南国のこんな自由な雰囲気がとっても好きです。
グアムに1週間くらいいたらそんな雰囲気にすっかり染まれそうな気がします。
もちろん、数か月単位で住んでみられたら最高だなって思いました。
遊びだけで滞在するんじゃなくて現地で仕事もちょこっとしながらの生活に魅力を感じています。
海沿いを少し離れて南国風の植物が生い茂るところでは、いかにも南国風なコンクリート造りの平屋が並んでいました。
家々の周りにはニワトリが歩きまわっていました。
そういうところで生活したら楽しそう〜と思います!