マインドフルネスの練習が停滞中-このテーマがどうしても実行できない!-すべてを吸収するように人の話を聴く(WEEK38)
マインドフルネスの練習を毎週1テーマずつのペースで取り組んできましたが、8週目に選んだテーマで大停滞しています。
すべてを吸収するように人の話を聴く、というテーマを選んだのですが、最初の1週間はまるで実行できませんでした。
なので翌9週目にもテーマを変えずに続行したのですがやっぱりちっとも実行できませんでした。
どういうふうに実行できないのか
人の話を聞いている時、私は聞きながら返答を考えてしまいます。
返事までに間が空くのを恐れているからかもしれません。
この練習が目指すところは、聞いている間は返答なども考えたりせずにひたすら相手の話を聞くことです。返答を求められたり、返答が必要になってから考えるようにと書かれています。
自分では、会話中になぜそんなに焦ってしまうのか不思議ではありますが、間が空いてしまうのが妙に怖いです。
反応が悪いやつと思われたくないのかもしれません。反応が遅れることで、自分の感じたことや返答したいことを言うタイミングが失われてしまうことを恐れているのかもしれません。
そんな私が、相手の話のすべてを吸収するように聞けるシチュエーションがあります。
相手が英語で話してきている時です。
内容を聞き取るのに必死で、理解するのに集中しているので相手が話し終わるまでほぼ100%聞くことに徹しているのがわかります。
それから返答を考えるので、反射的なやりとりを好むネイティブの人にとっては私の返答がとんでもなく遅く感じられてしまっているというのも事実ですが!
返答が遅いと会話自体に興味が無いと思われるそうで、返事に詰まっているうちに他のことを話し出されることも多々あります…
でも、相手の話をよく聞いているせいなのか、英語で話す時には自分の気持ちにかなり忠実な返答ができているように感じています。
相手が日本語を話していないと思って取り組んでみたら、このテーマの練習を進めていくヒントになるかもしれません。
▼伝えたいことを英語で表現するのにも集中するからか、余計な気を遣わずに済みます
相手との関係が近いほど聞くことに集中していない
これは私の実感なのですが、関係が近い相手の話ほど吸収するように聞けていない気がしています。
なかなか話す機会が無い人や、尊敬している相手の話は自然と真剣に聞けるものです。
(それでも意識しなければ聞きながら返答などは考えてしまうので、この練習は実行可能です。マインドフルになる余地がまだあるとも言えます。)
家族など、関係が簡単に切れないだろうと思っている人の話ほど適当に聞いているというのが実際のところです。
私の場合は特に息子の話をちゃんと聞けません。
要領を得ないことが多いし、主張が含まれていることが多いし、早口だし、なんと言っても話が長いのです。
このテーマではそれを全部しっかりと聞くのか…と思うと、なんと苦しいテーマなんだろうと思えます。
でも最近ありがちな衝突のことが思い浮かびました。
息子が何か(お菓子など)を見てほしくて発言しているだけの時でも、私は反射的に「買わないよ!」とか「今日は食べちゃだめ!」とか言ってしまってそれに対して息子が悲しい思いをして怒るということが増えています。
そのたびに、息子の話を最後まで聞いていれば余計なことを言わなくて済んだな、と反省します。
理想像
このテーマを知った時に、すべてを吸収するように人の話を聞いてくれているある人物が思い浮かびました。
それは、おむかいさんの3才の男の子の子守りに来ているおばあちゃんです。
男の子のお父さんお母さんが働いているので、平日は住み込みで男の子のめんどうを見ています。
うちの息子とその男の子がよく遊ぶのですが、そういう時におばあちゃんと話す機会があります。
私が話している時は最低限の相槌だけしてくれて、話の先を待っているかのように聞いてくれるのです。
そういうのってすぐに気づくものなんですね。
何を話してもそういう姿勢で聞いてくれます。
純粋にうれしい気持ちになります。
おばあちゃんに何か質問されると、私の知ってることが有益な情報になってくれればいいなと思って一生懸命情報を掘り出そうとするようになりました。
練習の今後
そんなわけで、このテーマを先送りにして他のテーマに取り組むという選択もできるのではありますが、もう少し続行してみようと思います。
それでもとっかかりの段階でつまずいたまま進めないように感じたら、先送りにしようと思います。
今週は実家への帰省もあるので(実の両親はとても短気)、平和な実家生活を送るためにも役立ちそうなテーマだと思っています。
他人は変えられないから、変わるなら自分。帰省中はなるべく感情を乱されないようにしたいです。
平和な実家生活をベースにして、地元でやりたいことのあれこれを気持ちよくやってきたいです。