タテワレ・デイズ

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和太鼓プロの演奏を初めて聴いて-東葛太鼓祭・太鼓の祭典2018

 

週末に開催された東葛太鼓祭に行ってきました!

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まさかのプレミアムチケットを入手!!

当日券を買うつもりでいましたが、開催2日前の夜に楽しみになってネットで調べていたら、人気イベントなことがわかりました。

これは前売りを買っておかないと鑑賞できないかも!?と焦りました。

 

開催前日の朝に主催者に問い合わせたところ、チケットはあと1枚しか残っていないとのことでした。

 

和太鼓鑑賞にハマっているだんな(だんなは打たないけど和太鼓の鑑賞が大好き)と行ってあれこれと語り合うのを楽しみにしていたので、悩んだ末に断念しました。

 

その日の昼頃、主催者の方から連絡をいただきました。

 

キャンセルが出て、2名ぶんのチケットを用意できるとのこと!

 

席は離れるけど、そのうちの1枚はなんと最前列の席とのこと!

 

となりあって聴かなくても感想をシェアできれば良い私たちにとっては、願ってもない話でした。

 

これは最高のイベントを見れそうな予感がすると思いました。

 

 

プロの打撃音がすごかったこと

このイベントにはアマチュアとプロの両方が出演しました。

 

大太鼓は会場に準備された1台を出演者で共有して使っていましたが、同じ太鼓を打ってもアマチュアとプロでは音が違いました。

 

アマチュアとプロ、という分け方は乱暴ではあります。

 

正確には、同じ太鼓を打っても人によって響きが違いました。

 

プロの方が打つと、破裂しているような音が響いていました。

強く打たなくても破裂している音が出ているところがすごいです。

 

アマチュアの人では、強く打っても破裂した音が出ていませんでした。

 

音が破裂していると、音自体が気持ち良くて聴いていたくなるので長く聴いていても飽きませんでした。

 

私も和太鼓をやっている人間として、難しいテクニックやパフォーマンスをこなすよりも良い音を出すことが大事だと思いました。

 

プロの方々の演奏は、少人数の演奏でも反響音がすごかったです。

最前列で聴いていた時、演奏途中なのに会場の客席から拍手が起こったと感じたことがありました。

ここで拍手をするなんて、聴く方も通な人が多いのかな?と思いました。

 

でもそれは拍手ではなくて、反響音だったのでした!

つられて拍手してしまうところでした。

 

ひとりで打っても、飛行機のプロペラが至近距離で回っているような反響音がしていました。

 

プロの音×音響効果の高い会場という条件がそろったことで聴ける反響音だったと思います。

 

休憩をはさんでだんなと座席を交代しました。

だんなも、最前列では音の迫力がヤバいと言っていました。

 

 

打ち方を盗め

プロの方の打ち方をよく見てみました。

若くてもすばらしい音を出している女性の打ち方を見るのが私にとっていちばん参考になりそうだったので、荒川社中の荒川仁美さんに注目しました。

 

荒川社中は、ご夫婦と娘さんの3人で結成されている和太鼓集団です。

 

娘さんである仁美さんの手首は、ものすごく柔らかく使われているように見えました。

 

もう、ぐにゃぐにゃしているほどに見えました。

 

そこまで力を抜くことができていて、その状態で迫力のある音を出しているなんて神業です。

 

 

意識をかえろ

司会の柳川立行さんの言葉も印象的でした。

「(一流の奏者が打つと)太鼓が喜んでいるようだ」とおっしゃいました。

 

その言葉を聞いたら、本当にそのとおりだと思いました。

 

楽器が喜んでいる演奏の反対のことを楽器をいじめる演奏、と表現されていました。

 

「楽器をいじめる演奏」に私はとっても心当たりがあって、今まで打ってきた太鼓に申し訳なく感じました。

 

手首を柔らかく使って、バチが当たる瞬間は太鼓に負けることが大事なんだと思いました。

 

太鼓に勝とう、音を鳴らしてやろう、というふうに打ち付けていては、逆に音が吸収されたようになってしまいます。

 

特別ゲストで来られた三味線奏者の山中信人さんの言葉も忘れられません。

「楽器は練習するだけでは上達しない。興味を持って研究することが必要。」だそうです!

 

興味と研究は絶対に欠かせません。その意識を持っていこうと思います。

全体の練習時間前にひとりでやらせてもらっている自主練の時間を大切にしたいと思います。

 

息子はピアノを習っていますが、初めての発表会を終えたら別人のようにトーンダウンしてしまっています。

宿題もやろうとしないし「ピアノやめたい」とよく言います。

 

でも、たしかに、宿題以外でピアノに触れるのが大好きなのはわかります。

よく自作の曲を作って弾いています。

宿題で嫌々練習した指変えテクニックでしたが、それすら自作の曲中に登場してきます。

こういうところが興味と研究なんだなと思って、参考にします。

 

あと、息子の太鼓への取り組みについても厳しくいきたいです。

毎回遊び半分で練習に参加しつつも、覚えた曲があります。

イベントで一緒に演奏できるように仕向けていきたいと思います。

 

今回の東葛太鼓祭でも、司会の柳川さんと4才の息子さんが太鼓の競演をされました。

息子さんは練習もしっかりされているであろう打ちっぷりと、とてつもない才能も見えて大喝采でした。

小さい子にしかできない感動の生み方があると思いました。

 

うちの息子もまじめに練習してイベントに出演したら、新しい味が出せると思っています。

 

息子が太鼓も好きでやっているのにまじめにやらないというのは、息子の課題ではなくて私の課題です。

一緒に練習に行っても、自分の練習に集中したいから息子は遊ばせておいてもいいや〜って思ってましたから。