フラクタル心理学のセミナーを受けて-潜在意識のパワーは知れば知るほどとてつもなく強大
実現したいことを書き出した宝地図(ビジョンボード)を作って部屋に貼ってから、本当に多くのことが叶ってきました。
この事実に、潜在意識のパワーを実感し続けています。
フラクタル心理学との出会い
私が購読しているKeiさんのこちらのブログ記事中に、書籍『思考は現実化する』からの引用がありました。
失敗や逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている
私はめんどくさがりなので、本をフルに読まずに情報を得られればおいしいなと思っている人間です。
なので印象が強かったこの一節を入れて適当に検索していたところ、フラクタル心理学という思考術を知ることになりました。
フラクタル心理学のきっちりした定義は調べればいくらでも出てくるので、私の捉えた感覚でどういうものか書いてみます。
自分のまわりに起こることの全ては、自分の意識が作り出している
という考えがフラクタル心理学の最大のベースになっていると、私はざっくりとそういう理解をしています。
まわりの現象を作り出している"自分の意識"は潜在意識と表層意識から成っています。
潜在意識は、自力ではどんなに頑張ってもアクセス不可能な部分です。
自分の身のまわりに起こっている現象を潜在意識を読み取るヒントにしたり、潜在意識の中で勘違いのまま保存されている記憶や感情を書き直したりする手法などが、フラクタル心理学にまとめられています。
フラクタルとは相似の意味です。中学時代の数学を思い出しますね。
大きい三角形と小さい三角形が並んでいて、それらが相似形であることを証明させられたりした記憶があります。
フラクタル心理学の好きなところ
私がフラクタル心理学の考え方をすんなりと受け入れられた最大の理由は、自分自身で潜在意識のパワーを実感してきた経験があるからだと思います。
そして少し学んでみたら、この考え方をさらに好きだなと思うようになりました。
フラクタル心理学のベースには、
諸悪の根源は自分である
という考え方があります。
そうは言っても、ただのドM思考というわけではないのです。
今までの人生の中で自分に注がれた愛情をしっかり感じ直すこともできるようになります。
かと言って、なんでもかんでも感謝で捉えるような思考とも違います。そういうのは私は個人的には受け入れにくいです。
フラクタル心理学を全体的に見た時の、この絶妙な謙虚さを私は好きだなと思っています。
以上が、私が今のところ捉えているフラクタル心理学像です。
ネット上では、フラクタル心理学のことを宗教的で受け入れられなかったわ〜という意見もあります。
少し学んでみた限り、私にはそれほど突拍子無いことを説いているようには感じませんでした。
前世とかの話まで行くと私は壁を感じてしまいますがそこまでは行きません。
フラクタル心理学は、アダルトチルドレンや引き寄せの法則の延長上にあるように感じられました。
フラクタル心理学を教えている先生というのはカウンセラーさんが多いようです。
ゴリゴリにフラクタル心理学一筋の人もいれば、カウンセリングに使う手法のひとつとして取り入れているような人もいます。
さらに、私が練習しているマインドフルネスとも関連する部分が多く、フラクタル心理学の方がより大きな枠で捉えていることがはっきりとしました。
なぜフラクタル心理学の方が大枠なのか
実例を挙げます。
私の作った宝地図には、叶えたい事柄の他に「言いたいことをきちんと伝えられる」など、なりたい自分の姿のこともいくつか書いてあります。
また、マインドフルネスの練習テーマの中には取り組んでも達成できなかったものがあります。
「すべてを吸収するように人の話を聞く」に数週間取り組んだものの難しすぎて後回しにすることにしました。
これらは「そうなろう!!!そうしよう!!!」といくら(表層意識の)気合いで実行しようと思ってもできないのです。
これらは、自分やまわりの人や環境などあらゆるものへの信頼感が高まっていないと難しい事柄なのでした。
フラクタル心理学のセミナーを受けた時に、信頼感が高まっている状態の姿のことを学びました。
その中に、「きちんと主張できる」や「人の話を最後まで聞ける(内容もしっかり聞ける)」があって、私は目指す姿とそこまでの手段を混同してしまっていたことに気づきました。
今まで続けてきていたマインドフルネスの練習についても、信頼感を高められる内容の練習を選んで実行していこうと思います。
信頼感を高めたら自然とそうなれることがらについては練習は不要だし、より具体的な手段が無ければそのことがら自体を練習できないことがわかりました。
【追記:相手の話を意識的にしっかり受け取ろうとすることもムダではないようです。
フラクタル心理学の先生のこの記事が参考になると思います。話を聞いてない=受け取っていない/受け取るスキル|望む現実を創り出せる自分になる/フラクタル開運アドバイザー奥谷 英彦】
もちろん、宝地図に書いて貼っておいただけで自然となりたい姿に変われるものではありません。
ただ今回、フラクタル心理学と出会って具体的な手段を知ることができたのも宝地図に書いておいたからという捉え方もできますね。
達成するために必要な情報をベストなタイミングで入手できたわけなので。
もしフラクタル心理学と出会うのが早すぎたら、受け入れられない部分が多くて私もスルーしていたかもしれません。
▼「すべてを吸収するように人の話を聞く」に挫折した話
【追記:癖や無意識にできている行動も潜在意識によって行われています。
マインドフルネスの練習にはその部分に注目するテーマも多いので、マインドフルネスから潜在意識に働きかけることもできるのだと思いました。
全体像が見えている状態でマインドフルネスの練習に取り組む方が得られるものが大きいと思います。】
フラクタル心理学を学んですぐに現れた変化
思考の修正法のひとつをセミナーで教えてもらいました。
おそらくいちばんの入門編のワークだと思います。
自分が他人に攻撃を受けたと思っていた出来事を捉え直していくワークです。
具体的に書いてしまうと先生の営業妨害になるので書けませんが、このワークに慣れてきたら被害者意識を手放しやすくなりました。
セミナーを受けた翌日、息子に対して怒った時のことです。
「自分(息子)のことを好きだから怒ってくれてるんだよね?」
と息子に言われました。
普段は怒られると逆ギレしたりへ理屈ばかりの言い訳をする子です。
それなのに、その日は注意された内容を素直に受け入れたので私としては違和感を感じるほどでした。
早くも現実が変わり始めたと思いました。
そして昨日。私がだんなに注意されていたら、息子が私をかばって「自分がやった」とウソをつきました。
しょーもないことで注意されていただけ(だんなも本気で怒っているわけではない)なので私もそんなに気にしてなかったんですけどね。
息子が罪をかぶってまでかばってくれたことは初めてです。
息子からの愛情を感じたけれど、そこまで自分を犠牲にしてもらうことは望んでないのでそれを伝えるのが難しかったです!
そしてその時、前日に行なった自分へのワークで気づいた内容を思い出しました。
私が息子くらいの年齢の時に、母親に飴をあげて食べてもらいたかったのに受け取ってもらえなかった出来事を取り上げてワークしていました。
愛情を受け取ってもらえなかったと思ったその時の感情がそのまま残っていたのです。
ワークをしてみて、受け取ってもらえなかったのは愛情ではなくて飴なのに、たぶんただ食べたくない気分だっただけなのに、被害妄想的に勘違いしたままだったんだなーと気づいたところでした。
それと似た現象として、息子が私の罪を受け取ろうとしてくれる現実が起こったのかな?と思っています。
まだ初心者なので捉え方が正しくないかもしれないですが書きます(^-^;
-私からの愛情はありがたいけど、飴を受け取るのを望まなかった私の母
-息子からの愛情はありがたいけど、無罪の罪をかぶってくれることを息子に望んでいない今の私
これはやっぱり、前日の気づきと無関係には思えないでいます。
息子がなんの罪をかぶってくれたかと言うと、おならをしたとかしないとかそういう類の話です(*´-`)
フラクタル心理学は、なんだかものすごい深みがあるような気がしてなりません。
気づいたことや変化しようとすることに対して、関連した何かしらの現象が身のまわりに現れてくるのがおもしろいです。
今後少しずつ勉強してみたいと思っています。