タテワレ・デイズ

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野性的な体で社会生活したい主婦のブログ 腹筋縦割れを再び目標に掲げ、今度こそまぶしい縦割れをものにしたい! でも横割れまではいらないかな お気楽なエコ思想がライフワーク 健康管理・子育て・自分のブロック解放などについて書いていきます

自宅で整体の店を開業です-最小限からのスタート

昨年秋頃から、自宅で整体のお店を開く準備をしてきました。

あとは開業届を提出するだけなのですが、悪い癖が出てしまって踏み出せずにいること2週間…

完璧主義が邪魔をしているっぽいです。

 

 

幼稚園のお母さん友達には、いつ開業?開業した?と背中を押してもらっているにもかかわらずフリーズしています。そこは私が決めないと、受けに来てくれると言ってくれている友達も来るに来れないのに。

 

週末に届けを出してしまって(郵送でもいいので本当に簡単なことなのです)開業したよ!って言おうと思います。

 

今回の開業では、自分が無駄に持っている完璧主義を壊す方向にチャレンジしたいと思っています。

 

まずは、お店に必要と思われる設備を最小限で始めてみようと思ったらおもしろくなってきました。

 

看板、広告、専用電話回線などはありません。 

今は専用の部屋も準備できていません。最初来てくれるのは知ってる人だからリビングで受けてもらおうと思っています。

夏までには専用部屋にエアコンを付けて使えるようにしたいです。

先生っぽい制服は、引退するまで着ないつもりです。

 

もし前に、他人のこんな宣言を読んだとしたら、うまく行くはずないよ!って上からバカにしていたと思います。自分はまだ始めないからいいけどね、と安全なところから。

 

専門学校の同期と私

カイロプラクティックの専門学校の同期で、頼りにしている人がいます。

彼はもう数年前に自分の店の経営を始めています。最初は出張スタイルの仕事から始めていました。

私は、以前賃貸に住んでいた時はそこでお店を開くことが禁止されているからと何もしませんでした。出張スタイルならできるのに、今度は、車が無いと出張は無理と思っていました。15キロくらいの折りたたみベッドをお客さんの家に持ち運ばないといけないと思っていたからです。

 

彼はというと、原付やマウンテンバイクで移動し、体ひとつで訪問するスタイルで仕事を始めたのでした。

布団に寝てもらってできることはベッドでできることよりは減りますが、できることはできますからね。

観念が壊される瞬間は気持ち良かったです。

 

私は仕事を始められない理由をなんだかんだと探していただけだったんだと思います。本当はただ怖いだけなのに自分でも知らないふりをしていました。

 

自己否定をやめると…

またまた自己否定モードになってきたのでやめてみます。

今過去を振り返って思うと、今がいちばん始め時だなって思います。

 

操体法を知って、その技術を学んだので取り入れることができます。

 

息子が幼稚園に通い始めて、確保された時間があります。

 

自宅で営業できるので、お店の賃料を払うためのいわゆる"仕事のための仕事"をしないで済みます。

 

ありがたいです。

来週、週明けから開業です。

 

魔女の宅急便

開業するにあたって、同期の彼に相談をしたところ、開業すると"仕事"の概念が変わると言っていました。

『 魔女の宅急便』を以前より興味深く観るようになったとも。

観るのは子供の時以来です。ヒントを求めて観てみました。

 

いちばん印象に残るシーンは、おばあさんのお客さんの家でキキがパイを焼くところでした。

パイを焼いて孫のところへ届けて欲しくてキキを呼んだおばあさんでしたが、電気オーブンが壊れていてパイを焼くことができません。

おばあさんはキキに代金だけ払って、帰っていいよと言います。

 

キキは、誘いを受けているパーティーの時間が迫っているけれども、おばあさんの家で薪オーブンを見つけます。

長いこと使われていないから掃除から始まって、火をつけるにも手間だけどキキは手際良く薪オーブンで調理していきます。そんなシーンです。

 

仕事している人は誰でも、どんな仕事でも、自分が何かしらできることを行って報酬をもらっているわけですが、できないことにぶつかることもあります。

 

キキは空を飛んで物を届けることができます。

壊れた電気オーブンでパイを焼くことはできないですし、電気オーブンの修理もできません。

でも、薪オーブンならば扱うことができます。

 

私は学校や雇われていたお店で習って練習した整体の技術を使うことができます。

知らない知識や技術もたくさんありますが、それらは使えません。

相手が楽になるのに役立ちそうなことを、自分の引き出しの中から真剣に探して使っていきたいです。

 

キキが焼いたパイの話に戻ります。パイを孫に届けても結局は粗末に扱われてしまいます。喜ばれもしません。

全力で取り組んでも体が楽にならないお客さんもいるかもしれません。そんな時もこのシーンを思い出しそうです。

これも開業している先輩から聞いたのですが、結果や反応はどうしても気になりますが、誠意を持って自分の施術を組み立てられたかに集中していれば自然と気にならなくなるものらしいです。気にならなくなるころには自然と結果もついてきているそうです。

 

開業後、仕事で大切になってくるのは自分自身との対話になりそうと思いました。

自分に自信を持って、伝えたいことは伝えていきたいです。自分にも他人にも。難しいんだけど。伝えられることを増やしていきたいです。