タテワレ・デイズ

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野性的な体で社会生活したい主婦のブログ 腹筋縦割れを再び目標に掲げ、今度こそまぶしい縦割れをものにしたい! でも横割れまではいらないかな お気楽なエコ思想がライフワーク 健康管理・子育て・自分のブロック解放などについて書いていきます

《大人向け》風邪の治りかけに強まる咳に自力で対処する方法-横隔膜のストレッチと瞑想が効きました

マラソン大会に出場した後すぐに引いた風邪ですが、3週間経とうとする今も治りきっていません。

喉の痛みと微熱が良くなってきたと思ったら鼻水と咳が悪化するという、気も心も休まらないパターンになりました。 

でも今回の風邪では、夜中に目覚めるほどの激しい咳を今までの経験よりも早く治めることができました。

 

対処できるのはこんな咳です

肺炎・気管支炎は起こしていない

呼吸してもヒューヒューする音はしない

咳は夜寝ている時や明け方が最もひどい

鼻水や痰の症状もある

鼻水や痰が収まると咳は止まる※

薬が効かない(メジコン、リン酸コデイン、気管支拡張テープ系が全て効かない)

 

※鼻水や痰が出ないのに続く咳ならば、咳喘息の可能性があります

私は咳喘息ではないので横隔膜のストレッチと瞑想が咳喘息にどれだけ効くかはわかりません

 

風邪のたびに咳が出るようになった一件

ちょうど1年前の3月には、風邪の治りかけに咳が強まってピークの2日間は一睡もできずに苦しんだことがありました。眠れなかったのが引っ越しの前々日と前日だったという悪夢のような出来事でした。

激しく咳込むことで吐いたり、鼻の粘膜の毛細血管が切れて鼻血混じりの鼻水が出たりもしました。

病院では風邪との診断で、処方された咳止めは飲み薬も貼り薬も全く効かなかったのでした。

 

それ以来、風邪を引くと治りかけに咳の症状に苦しむようになってしまっています。

それまでは咳で苦しむことはほとんど無かったので、体質が変わってしまったようで恐怖を感じています。

 

 ひどい状態の時の自分の咳を観察しました

喉元に咳が出そうな感覚を覚えてムズムズする

横隔膜が収縮したがってピクピクする

横隔膜の強い収縮によって咳・咳込みが生じる

 

喉元のムズムズから咳をするまで瞬時に進むこともあれば、数秒間ムズムズしていることもありました。

 

咳は喉の異物を取り除こうとするための必要な反応ですが、私の咳は過剰に出てしまっていて逆に体を痛めている部分もあると感じられました。

 

なので、咳が出る時の一連の流れを観察して対処法を考えてみました。

 

 

自己分析と自己診断

喘鳴が無いので喘息ではない。

鼻水と痰がからむので咳喘息ではない。

でも、喉や気道の粘膜が少し敏感になっているっぽい。

 

風邪によって上気道が炎症していることで鼻水や痰が分泌されます。鼻水や痰が存在していることが刺激となって咳は出る(咳で排出しようとしている)ものだけど、鼻水や痰が触れる部分の粘膜が敏感になっていることで咳が過剰に出ている状態なのだろうと推測しました。

 

さらに、過剰に咳をしていることで、咳を出すために最も強い力で働いている横隔膜が疲労してしまっているように感じました。

喉元の違和感で咳が出そうになると、横隔膜が異様に反応してピクピク・プルプルするのがわかりました。

その状態で一度咳をしてしまうと、横隔膜の方の収縮が連続で起こってしまって止められない感じになって何度も咳込んでしまうのでした。

 

咳を出すべきかどうかのセンサーは喉元にあって、咳を出したい感覚に達するとそれが脳に伝わって、すると脳が横隔膜をはじめとした咳を出すために使う運動筋に働きかけて強く収縮させるのだろうと思いました。

 

では自力で対処できることは

過剰なセンサーや過剰な神経伝達、そして敏感になっている横隔膜の働きを抑えてみたいと思いました。

 

横隔膜は、酷使されることで疲労して柔軟性を失っていると思われるので、ストレッチを試してみました。

横隔膜ストレッチで検索するといろいろな方法が出てきました。

うつ伏せで床に寝て、両腕を伸ばして上半身を持ち上げた姿勢であごをそらして胸を突き出す方法がいちばん横隔膜を伸ばせている感触がありました。大きく息も吸ってさらにストレッチをかけました。

 

また、この本を読んだ時に、過剰な神経伝達には瞑想が効くというような情報がありました。

www.tateware-days.com

なので、咳込んでいる時に横隔膜ストレッチと瞑想の両方を試しました。

”瞑想”というと私自身抵抗があるのですが、意識を飛ばして何も考えない状態の意識に持っていくという感じでしょうか。おそらく、脳がその状態の時に身体を自己調整する力が高まるのではないかと思っています。

 

 結果 自力対処1日目の夜

前日は夜中に咳込んでつらいのをやり過ごすだけでした。

この日も夜中に咳で目覚めて激しい咳が続きました。

お湯を飲んでからストレッチの体勢を取ると、横隔膜の反応が弱くなりました。

しかし咳が出っぱなしなので瞑想する余裕はありません。

横隔膜が落ち着いたら、気道の感覚だけに集中して観察できるようになりました。

気道のあたりにかゆみのような刺激があるを感じて、その刺激で咳をしたい感覚が引き起こされていたので花粉症対策で持っていた即効性のあるアレルギー用の薬も飲みました。

しばらくしてその刺激が弱まってきたので瞑想を始めたところ、呼吸をするごとに咳が鎮まっていきました。

 

結果 2日目の夜

咳で目覚めましたが、ストレッチの体勢で瞑想をしたところ1分ほどで咳をしたい感覚が無くなりました。

そして布団から出る必要もなく再びそのまま眠りにつきました。

 

3日目以降

朝まで咳で目覚めることなく熟睡できています。

 

病院にも行きました

今回の風邪では、咳で寝られないようになってから内科にも行っていました。

咳止めは今までの経験上効かないのを知っていましたが、何種類も処方されたので望みを持って飲みましたがやはり全く効きませんでした。

以前、咳止めの貼り薬(気管支拡張剤)を出された時も全く効きませんでした。これは、息をするとヒューヒューと音がする状態の時でないと効かないみたいですね。

今回出された薬の中では、痰を切る薬だけ続けて飲んでいます。

病院に行ったことで、肺炎や気管支炎は起こしていないことが分かったので受診が無駄だったとは言いません。

 

自分の体のことはまず自分で観察することが大事だなと思った一件でした。

 

最後に

やめたくてもやめられない咳によって腹筋だけが異様に発達しました。

感染症にかかっているのに激しい運動をしている状態が続いたわけで、つらいものがありました。

かと言って普通の運動は3週間全くしていないのでストレス溜まってます(´-`)

 

咳で鍛えるのは望みではありませんでしたが、腹筋がちょっと割れるくらいまで発達しているので風邪が完治したらすぐに腹筋をつける運動を始めたいと思ってます!

ちょうど、ボクシングの先生から筋トレのために腹筋ローラーを使うと良いとおすすめされたばかりなので。