マインドフルネスの練習《6週目》-高いところを見上げる(WEEK29)
マインドフルネスの練習、6週目を終えました。
取り組んだテーマは高いところを見上げるでした。
「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門
- 作者: ジャン・チョーズン・ベイズ,石川善樹,高橋由紀子
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2016/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
このテーマを選んだ理由
新しいテーマを決めている月曜日の朝、高いビルや塔に上る夢を立て続けに見ていました。
なので、なんとなく夢のお告げ的な感じで決めました。
気づいたこと
空は何気なく感じているよりもずっと広い空間だと認識するようになりました。
それだけでも開放感が違ってくるので、気づくだけでお得な感じです。
自宅を新築するときには、リビングに吹き抜けを作ろうと夫婦で意見が合いました。
高い天井にすることで開放感が欲しかったからです。
それなのに、吹き抜けの天井よりもけた違いに高い空のことには意識を向けることが少なかったです。
あまりにもスケールが大きいものは全体が捉えきれないのでそういうものなのかもしれませんが。まことにもったいないですよね。
これからは、家から一歩外に出るだけで味わえる開放感をもっと感じていけそうです。
本によるとこのテーマをまとめた部分には、不安で視野を狭めて小さい世界に閉じこもりがちな自分に気づくきっかけになる練習なのだというように書かれています。
自分が広い世界に存在していることを理解すると、その小さな世界の扉が開くのだと表現されています。
英語が原文の本の表現は、いかにも欧米風な表現が満載で私は好きです。
訳者の方も忠実に訳してくださっているところが素敵です。
こどもたちは視野が広い!?
『深い教訓』の項目から引用します。
人は、目の前の出来事に気をとられ、周りで起きていることの多くを見逃しています。
その点では子どもたちのほうが、大人よりもしっかりした意識を持っている可能性があります。
大人は不安感が意識の幅を狭めていて、次に起こることの心配ばかりしているからです。
このように書かれていましたが、ちょうどそれに納得するようなできごとが続きました。
息子のお友達の女の子の住むマンションに遊びに行った時のことです。
そのお友達がマンションの通路で「虫!虫!」と言うのですが、私には虫の姿をなかなか見つけることができませんでした。
そして見つけたのは意外な虫でした。カブトムシが通路の天井にしがみついていたのでした。点灯している時の照明におびき寄せられたままそこにいたのかもしれません。
こどもはなんて視野が広いんだろうと思いました。
また、近所の男の子(もうすぐ3才)と家の前で遊んでいた時のことです。
雲を見て!と言われて見上げると、入道雲のような真っ白い雲が目にはっきりわかる早さでもくもくと湧き上がるように巨大化していました。
そんな雲の変化を見るのが楽しいと思いました。
普段の自分には、空に注目する頻度も注意深さもあんまり無かったんだなーと思いました。
空を眺める
もしかしたら、日本人は空を眺めることが少ないのかもしれません。
正確には、日本人の大人はそうかもしれませんが、こどもたちは見ているかもしれませんね。
人々がのんびりと働いているような国々では、ぼんやりと空を眺めている人の姿があちこちにあるようです。そんな話を聞いたことがあります。
べつに暇だから空を見てるんじゃないように思います。本来は自然に見てしまうものなんじゃないかと思っています。
時間的余裕が無くなったり、人工物ばかりが欲しくなるようになると、空を見ることが減っていくものではないかと思っています。
以前、一緒に遊ぶことのあったアメリカ人女性が事あるごとに空を見上げていたのが印象的でした。
とても自然に空を見ていました。
彼女が日本を離れた後、私もマネしてみました。
視野の中で飛行機が何機も飛んでいることはめずらしくありません。
飛行機はどこからともなく現れてきます。地平線に消えていくのかな?と思ってずっと目で追いかけてみました。
飛行機は地平線に到達する前に空の一部から消えるように見えなくなるのでした。
これも、想像が及ばないほど空が広いということを教えてくれる現象だと思います。
関連記事
▼夢占いを信じています
▼屋外でいろいろやってみよう