マインドフルネスの練習《4週目》-光を意識する(WEEK48)
マインドフルネスの練習、4週目を終えたので記録を書きます。
「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門
- 作者: ジャン・チョーズン・ベイズ,石川善樹,高橋由紀子
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2016/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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4週目のテーマに選んだのは光を意識するでした。
このテーマを選んだ理由
1週前に取り組んだテーマは「身の周りの音」に耳を澄ますでした。
音に続いて光に意識を向けるとなんか良さそうと思って選びました。かなりフィーリング重視です。
翌週に夏至を控えていたのも、このタイミングで光をテーマに選んだ理由です。
21日の夏至当日にはキャンドルナイトを実行するつもりです。
電気による照明を一切使わずに生活してみたいと思います。
当日の夜はロウソクだけで過ごしてみます。そして早く寝たいと思います。
暗くなるとモモンガが活発に動き出すので、早めに夕方のうちにモモンガの食事も用意したいです。
練習中の記録
光については、私は日常的に意識しているほうだと思っています。
新築した家は日光を取り入れる効率が良くなくて、庭も日陰になりやすいこともあって、まぶしい日光に対する渇望感があるからかもしれません。
サンキャッチャーを使うようになって、季節と時刻による日差しの入り方についても敏感になりました。窓に直射日光が当たる限られた時、限られた場所にサンキャッチャーを移動して使っているからだと思います。
おかげで、家に入る日差しの様子からだいたいの時刻がわかるようになりました。
休日に寝過ごして目覚めた瞬間に、だいたい何時かわかります(笑)
さて、練習を始めてみて気づいたのは、毎日太陽が照らしてくれていることです。
▼こちらの記事にそのへんの気付きをまとめました
太陽はひとつですが、空全体が明るく見えていることにも気づきました。
光は拡散して地上を照らしているのでした。
雲が太陽を隠しても、光は届いてきます。
反対に、本当の闇もなかなかありませんでした。
箱の中に入ったり、洞窟の奥に入っていけば本当の闇はあります。
普段生活する家の中ではまず、本当の闇はありません。
夜中でも、外からの月や街灯の光が差し込んでいます。
スイッチの蛍火も、真夜中には強い存在感を放っています。
以前、学生時代にナイトハイクをしたことがあります。
高原から見る夜空は星がたくさんで、空よりも自分たちの周りの森の木々の影の方が圧倒的な闇を作っていました。
最初は目がよく見えなくて歩くのも怖かったのですが、やがてそんな木々の闇にも目は順応してきたのでした。
そんな能力は日常生活では使うこともなく眠らせたままです。こうして人間が秘めている本当の身体能力の一部を知りました。
理屈で光を嫌悪するパターン
私は日光が好きです。
ひなたぼっこも好きだし、外が日光で明るい日は気持ちも明るくなりやすいです。
暑い日に熱気で風景が揺れているのを見るとテンションが上がる変わった性格です。
ただ、暑さへの強さを過信しすぎて熱中症を繰り返した経験や老化しだした体のことが気になったりで、直射日光を浴びることに抵抗があるのも事実です。
そういう理屈が抜けなくなって、今は優しい日陰で活動するのがいちばん好きかもしれません。安心できるから。
また室内の光では、夜でも電気を明るくしておくことや、寝る前のテレビやスマホの画面の光の刺激によって睡眠の質が悪くなるとかいう理屈を与えられてしまってからは人工的な光に対しても抵抗を感じているのが現状です。
太陽光も人工の光も存在が当たり前になりすぎて、ありがたい気持ちよりも嫌悪する気持ちが前に出てきやすくなっています。
情報過多もその要因ではありますが、今回の練習は光をありがたく受ける気持ちを再認識するきっかけになりました。
そして、たまに理屈抜きに行動してみたらスッキリしました。
草刈りをしたかったのですが、時間的に庭に直射日光が当たっている時間でした。
日陰になった時にやるのが体力の消耗も少なくて済むので、事情が許すならば日陰の時にやるのが一般常識です。
でもどうしても草刈り行為をしたい欲求が強くて、ひなたに飛び出して行きました。
汗は出てくるし、疲れやすいのですが、やりたい時にやりたいことをやれて気持ち良かったです。
不思議なことに、その日は時々雲が太陽を隠してくれて日差しが柔らかくなることが繰り返されました。
柔らかい光への感謝も感じながら草を刈ったのでした。