タテワレ・デイズ

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野性的な体で社会生活したい主婦のブログ 腹筋縦割れを再び目標に掲げ、今度こそまぶしい縦割れをものにしたい! でも横割れまではいらないかな お気楽なエコ思想がライフワーク 健康管理・子育て・自分のブロック解放などについて書いていきます

初めてのプチ断食レポート-辛くなくて効果もありそうな"プチ"加減で!

昨年中旬に1日間限定でプチ断食をしました。
ネットでいろんな人たちの断食を調べたところ、食べる量を半分にしてみるというのが負担が少なそうだし効果も無くなさそうなので、そのへんの"プチ"レベルで行こうと決めました。

 

《理由その1》

濃厚な糖尿病家系に生まれているので、断食で腸を整えたいと思ったため。インスリンの効きが悪くなる原因のひとつに傷んだ腸による「腸もれ」という現象があることがわかっています。腸を整えるには往々にして働きすぎな腸を休ませるのがベストで、休ませるには食べ物の取り込みを抑えるのがベストだからです。

 

《理由その2》

操体法※の創始者である橋本先生が実践していて、興味を持ったため。先生の著書には本格断食をしたレポートが載っていました。

※動物の体が本来持っている、体を整える力を利用した自然な整体。操体法を勉強して整体の仕事を始めようとしています。

 

 

プチ断食前日

前日から間食や飲酒をせずに臨むのが理想的みたいですが、プチ断食しようと思ったのが実行日前夜の寝る直前だったのでそこはゆるめに妥協しました。完璧を目指さない姿勢も大切と思っている私です。

 

 

プチ断食当日

朝、おなかも空いてなくて特に食べたい気持ちもなかったのでいきなり食べ物を抜きました。青汁にはちみつを溶かしたものを飲みました。
いつもは登園前の息子と一緒に何かしらとりあえず食べています。食べたいから食べるんでなくて、活動するために必要だからという意識で食べていることに気付きました。

昼はおなかがいい感じに空いて、小さなサンドイッチをひとつ食べました。ゆっくりよく噛んで食べたのですが、食べ終わった後もなぜか空腹感が高まってきて、精神的につらい時間がやってきました。
息子を幼稚園に迎えに行く前に、橋本先生が空腹で元気が無くなってきた時に飲んでいた「梅生番」を作って飲みました。梅干しと生姜に熱い番茶をかけて、しょうゆを加えた飲みものです。飲むとたしかに楽になりました。

夜はおでんを作りました。ごはんはいつもの量の3分の1程度にして、おでんは大根としらたきとねりものを少しずつ食べました。おでんの汁を未練たらしくすすりながら、卵は翌日の朝に食べてやる!と思ったらがまんできました。夕飯も物足りないまま終了しました。

この日1日を通して食べた量は、普段食べている量の3分の1くらいの量でした。

 

 

感想

お菓子の間食をしたくなる時が何回かありました。そういう時は、意外とおなかは空いていないことに気付きました。精神的疲れが溜まったタイミングで糖分を欲しているように感じました。本当に空腹の時には甘いものは欲しいと思いませんでした。しょっぱい系のごはんが欲しかったです。
(追記:ストレスを感じると、体は生命の危機と捉えてコルチゾールというホルモンを出すそうです。そして脂肪を蓄えようとするため、甘いものや脂っこいものが欲しくなるようです。)

 

また、空腹感の強弱でさえも本当の空腹度と正確に一致しているわけでないと気付きました。梅生番を飲んだ後は、食べ物を摂ったわけではないのに空腹感は弱まりました。

空腹感を感じたら反射的に何か食べ物を探して食べる、という生活をしていたことに気付きました。自然界ではそんなことができる生物はほとんど存在しないはずですよね。空腹感を抱えたまま狩りをしたりする強さは、人間も本来は持っているはずです。
空腹感をすぐに消そう!とか、満たそう!とせずに空腹感とともにある状態を受け入れながら普段の生活に必要な活動をしていけたら、人間本来の強さに近づける気がしました。

 

プチ断食を実施した3日後には、4才の息子並みの快便となりました。プチ断食の効果ならばうれしいかぎりです。

あと、ごはんのメニューを考えるのが楽になりました。小腹がすいた感じでいると、その時その時に自分が食べたいものがわかりやすくなったからだと思います。

今後は月に2回くらいやってみようかなと思っています。